どんなことも二人で乗り越えて
そんな中俺の視線はどうしても遥香の方へ行ってしまう…
昨日まで俺は長いものに巻かれて馬鹿なこと言ってたけど前言撤回、俺はあいつと関わりたくなくなんてない。むしろ気になる存在かもしれない
って…何言ってんだ?俺は…
俺は女を好きになんかならないしましてや興味なんて持たないはず…そうに決まってんだ
まあ、何はともあれ電話する手間も省けたし風邪も引いてないみたいだから罪悪感に押しつぶされなくて済む訳だ。
これからの授業が気楽に受けられる…と、密かにほっと胸を撫で下ろした俺だった
しかしそんなささやかな幸せも全く長続きしなかった…
数学の授業が終わり俺は席に座ったままぼーっとしている…すると、教室のドアから
「藤岡君っ!!」
と呼ぶ声が聞こえた
俺って1日に何回名前を呼ばれればいいわけ?なんて思いながら声の聞こえた方に視線を移す
確かあれ…篠山…だっけか?
巻いてる暗めの茶色の髪に大きな瞳、学年では結構モテるらしい。…全く興味ないけどね
昨日まで俺は長いものに巻かれて馬鹿なこと言ってたけど前言撤回、俺はあいつと関わりたくなくなんてない。むしろ気になる存在かもしれない
って…何言ってんだ?俺は…
俺は女を好きになんかならないしましてや興味なんて持たないはず…そうに決まってんだ
まあ、何はともあれ電話する手間も省けたし風邪も引いてないみたいだから罪悪感に押しつぶされなくて済む訳だ。
これからの授業が気楽に受けられる…と、密かにほっと胸を撫で下ろした俺だった
しかしそんなささやかな幸せも全く長続きしなかった…
数学の授業が終わり俺は席に座ったままぼーっとしている…すると、教室のドアから
「藤岡君っ!!」
と呼ぶ声が聞こえた
俺って1日に何回名前を呼ばれればいいわけ?なんて思いながら声の聞こえた方に視線を移す
確かあれ…篠山…だっけか?
巻いてる暗めの茶色の髪に大きな瞳、学年では結構モテるらしい。…全く興味ないけどね