出会い系ランニング
スキップしたいような気持ちで走って帰って
「ただいま」
すぐ2階にドタドタ上がったらトイレに行ってたらしいともちんと廊下で鉢合わせた。
「おかえり。早かったな」
部屋に入るとともちんはエミが座っていた椅子に座りタバコに火をつける。
机に置いてあったリッキーの絵を手に取って
「すげー」
って感心した声をあげた。
でしょ、でしょ?!って嬉しくなっちゃう。
「すげーよ。目の前で描いてくれたの見たら感動するって」
「髪型なんとかすれば可愛い感じ」
あぁ‥そこは残念な点だよね、うん。
「もうちょっと伸びたら美容院連れて行ってあげたら?」
えっ、それもあり?
そんな事、思い付かなかったから目から鱗だった。
貞子みたいだった時といい、こだわって自分で切ってるのかと思ってたけど、美容院行くかな‥?
今美容院に行ったところで片側に合わせたら坊主にしかならないだろうから
「今度聞いてみる」
ボブカットとか似合うんじゃないかな‥って想像しただけで可愛い。
「顔がニヤけててキモい」
ともちんがタバコの煙をフーっと大きく天井に向かって吐き出して、タバコを灰皿に押し付けながら言って、俺は知らず一人でニヤニヤしていた事に気付いて笑った。
「ただいま」
すぐ2階にドタドタ上がったらトイレに行ってたらしいともちんと廊下で鉢合わせた。
「おかえり。早かったな」
部屋に入るとともちんはエミが座っていた椅子に座りタバコに火をつける。
机に置いてあったリッキーの絵を手に取って
「すげー」
って感心した声をあげた。
でしょ、でしょ?!って嬉しくなっちゃう。
「すげーよ。目の前で描いてくれたの見たら感動するって」
「髪型なんとかすれば可愛い感じ」
あぁ‥そこは残念な点だよね、うん。
「もうちょっと伸びたら美容院連れて行ってあげたら?」
えっ、それもあり?
そんな事、思い付かなかったから目から鱗だった。
貞子みたいだった時といい、こだわって自分で切ってるのかと思ってたけど、美容院行くかな‥?
今美容院に行ったところで片側に合わせたら坊主にしかならないだろうから
「今度聞いてみる」
ボブカットとか似合うんじゃないかな‥って想像しただけで可愛い。
「顔がニヤけててキモい」
ともちんがタバコの煙をフーっと大きく天井に向かって吐き出して、タバコを灰皿に押し付けながら言って、俺は知らず一人でニヤニヤしていた事に気付いて笑った。