RealGameー恐怖は終わらないー
☆☆☆

午後から晴れたためある程度来園者の姿はあったものの、どのアトラクションも待ち時間は30分以内という状態で、あたしたちは次から次へといろんな乗り物を楽しめることになった。


「やっぱり、今日にして大正解だな」


怜央がさっきかったポップコーンを食べながらそう言う。


「そうだね!」


怜央から遊園地へ行こうと提案されたときにはとまどったものの、ここへ来て本当に楽しめた。


日は傾き始めていて、暗くなる前に帰らないとさすがにまずいかな、と思った時だった。
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