RealGameー恐怖は終わらないー
先に迷路から出ているハズだが、近くには見当たらない。
キョロキョロと周囲を見回しながら出口へ向かって歩いていると、屋外パラソルの下に怜央が座っているのが見えた。
「怜央……」
雨風にかき消されるくらいの声でつぶやいたのに、俺はあたしに気がついて振り向いた。
そして、驚いたように一瞬目を見開く。
「お前、なにやってんだよ!」
走ってくる怜央は手に2本傘を持っていて、それには遊園地のキャラクターが印刷されていた。
「迷路の中で、老婆が迷ってて……」
キョロキョロと周囲を見回しながら出口へ向かって歩いていると、屋外パラソルの下に怜央が座っているのが見えた。
「怜央……」
雨風にかき消されるくらいの声でつぶやいたのに、俺はあたしに気がついて振り向いた。
そして、驚いたように一瞬目を見開く。
「お前、なにやってんだよ!」
走ってくる怜央は手に2本傘を持っていて、それには遊園地のキャラクターが印刷されていた。
「迷路の中で、老婆が迷ってて……」