RealGameー恐怖は終わらないー
「なに、どうしたの?」


「ううん。ゲームが怨霊にでもとりつかれてるのかなーなんて、変なこと考えただけ」


「怨霊……?」


和花の表情がスッと曇った。


真剣な表情で、あたしの手の中にある携帯電話を見つめている。


「そういうこと、あるかもしれないね」


「……え?」


「呪いのゲーム」


「呪いの……ゲーム?」
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