RealGameー恐怖は終わらないー
「そう。不特定多数の人に勝手に送りつけられて、プレイしなければ死んでいく。呪いのゲーム」


「そ……んな……」


和花があまりに真剣な表情でそう言うから、ドクドクと心臓が早くなっていく。


「でも、もし誰かの怨念がこもってできたゲームなら、可能性は否定できないよ?」


「そんな、怖い事言わないでよ」


そう言った時、携帯電話が震えた。


思わず悲鳴を上げて、床に落としてしまう。
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