RealGameー恐怖は終わらないー
俺は眉間にシワを寄せながらも、子供騙しで悪質なサイトだと思った。


こうやって恐怖心を与えて登録させるのだろうと。


でも、どんどん減って行く数字に俺は釘づけになった。


これが0になると、俺は死ぬ?


そんな、バカは話あるワケないじゃないか。


そう思っていたのに、指は自然と登録情報を入力していた。


1文字入力すると、あとは頭の中は真っ白になり、夢中になって入力をした。


そしてカウントダウンが1になった時、俺はギリギリでゲームの登録を終えたのだ。


これが、リアルゲームの始まりだった。】
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