RealGameー恐怖は終わらないー
レベル5
怜央が玄関を開けると小雨が降っていた。
「遊園地の時みたいにスコールに変わるかもしれない。早く行こう」
下駄箱から傘を2本取り出して、怜央が言った。
「怜央、雨になったら帰るのが大変だから1人で大丈夫だよ?」
「なに言ってんだよ。こんな状態の彼女、ほっとけるかよ」
怜央はそう言い、あたしの髪に指をからませた。
その指先はとても暖かくて、あたしは思わず笑顔になった。
「ありがとう、怜央」
「あぁ。行こう」
「遊園地の時みたいにスコールに変わるかもしれない。早く行こう」
下駄箱から傘を2本取り出して、怜央が言った。
「怜央、雨になったら帰るのが大変だから1人で大丈夫だよ?」
「なに言ってんだよ。こんな状態の彼女、ほっとけるかよ」
怜央はそう言い、あたしの髪に指をからませた。
その指先はとても暖かくて、あたしは思わず笑顔になった。
「ありがとう、怜央」
「あぁ。行こう」