RealGameー恐怖は終わらないー
昨日のゲームが脳裏によぎる。


でも、あれは関係ないはずだ。


ちゃんとクリアしたんだから。


そう思い、ゴクリと唾を飲み込む。


次の瞬間。


1階から「キャンッ!」とココアの痛がるような鳴き声が聞こえてきた。


あたしはハッとして、はじかれるように1階へと走り出していた。


ココアのゲージが置いてあるリビングへと入る。
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