RealGameー恐怖は終わらないー
すると、血は裏口へと続いているようだった。


「……ココア?」


昨日、寝るときに閉っていると確認したハズなのに、開いている裏口のカギ。


あたしは震えを抑えながらノブに手を伸ばした。


そっとドアをあけ、ゆっくりと足元へと視線をうつす。


「いやぁぁ!!」


悲鳴を上げ、その場に尻もちをついて両手を口に当てる。
< 49 / 525 >

この作品をシェア

pagetop