RealGameー恐怖は終わらないー
キョトンとしていると、担任がにこやかな笑顔で教室から出てきて「なんだ、今日はもう来ないのかと思ったぞ」と、言いながらあたしを教室へ引っ張る。


教室へ入るとクラスメイトたちがワッと歓声をあげ、そして拍手の渦に巻き込ませた。


な、なに!?


わけがわからなくて、あたしは何度も瞬きを繰り返す。


「今日はよくやったな、東谷!」


そう言って担任があたしの肩を叩く。
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