まだ知らない愛。
「お前、あいつと何話した?」
「あいつ?」
シン…とした部屋に響く会話。
「真藤翔だ」
しんどう…しょう?
「え、誰…」
初めて聞く名前に首を傾げるとまた呆れたような声で言う。
「お前と放課後、屋上に居た男だ」
「あぁ!いびき男?」
「いびき男?…名前も知らなかったの?」
真藤翔とは今日初めて会話した私の後ろの席の
いびき男のことだということに納得する私に葵さんは苦笑いで聞いてきた。
「うん、今日初めて話した」
「同じクラスなのか?」
「…うん、私の後ろの席だよ」
それを聞いた瞬さんの眉がピクッと動いて私の顔をじっと見る。
「あいつ?」
シン…とした部屋に響く会話。
「真藤翔だ」
しんどう…しょう?
「え、誰…」
初めて聞く名前に首を傾げるとまた呆れたような声で言う。
「お前と放課後、屋上に居た男だ」
「あぁ!いびき男?」
「いびき男?…名前も知らなかったの?」
真藤翔とは今日初めて会話した私の後ろの席の
いびき男のことだということに納得する私に葵さんは苦笑いで聞いてきた。
「うん、今日初めて話した」
「同じクラスなのか?」
「…うん、私の後ろの席だよ」
それを聞いた瞬さんの眉がピクッと動いて私の顔をじっと見る。