ウソツキ×ドール
私は高校では演劇部に入りたい、そう思っていたけれど、






学校のどこにも演劇部の勧誘ポスターはどこにも無い、在ると聞いた演劇部の部室そこに向かう、向かってみて相当な感情が大きく変動した





『演劇部は、人数が足りないため廃部となりました』





と。







部室の扉にそんな紙が張ってあった




何故演劇部にこだわりがあるのか、それはとある秘密が関係してしまう、その秘密で得意になったと今はそういうことにしよう。




それからというもの、クラスのできたばかりの友達に同じ部活どうかと勧誘されても、演劇部に入部したかったから・・・と断ったのだった











ささいなきっかけで、あかつきと会ったのだ
それはまぁなんと乙女チックというか漫画チックというかなんです




あれです、廊下でぶつかったそういう話





「つ~・・・大丈夫・・・!?八坂ほのかさん」




「えっと、何で私の名前を?」




「君って結構有名なんだよ?かわいいし性格も明るいって」






あかつきは、この時別のクラス


そして私はあかつきのことは知らないのが当たり前だろう







「そんなことないよ、平凡中の平凡」





そうやって、相手に不信感を抱かせないようににっこりと笑う






「でもさ~なんで部活入らないの?」





何で急にこの話題?と言いたいけど




「演劇部に入部したいんだけど・・・・ね」




この言葉を聞いて


あかつきは目を輝かせて
がっしりと私の手を握ったのだ






――――――――――――青春は、ささいなきっかけで始まりをつげるのだ
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