ウソツキ×ドール
やる気に満ちた顔で言われた






「ならさ!映画研究部に入らない?」





確かに、映画を実際につくるというのならば演劇に近いこと
〝演じる〟という行為と同じだよね?






「活動内容に・・・よるかな」





気づいたらそういっていた、これって


体験入部をする→部活の内容を聞く→熱心に勧誘される→相手に期待される→それを断る・・?





学校で安全にすごせなくなるアレだよね?




「よし、今日の放課後迎えにいくぜ!!」





じゃーな!ほのと言われた



ほのって、八坂ほのか
この名前からとったみたいで、初めてニックネームで呼ばれた・・・





そんなこんなで私は放課後にあかつきにエスコートされながらついたのが第二音楽室(映画を作る時の効果音とかを作るのにバッチこいだかららしい)




活動内容は特に無く、あかつきが1から作り上げる部活らしくとにかく

青春は一度きりなんだから楽しんだもん勝ちだろ?ということらしい





そこに共感してしまい、入部を決めた







その数日後、何故か寄せ集めでできた映画研究部の副部長となったというわけだ
























~オマケ~
何故、八坂さんは御守暁くんをあかつきと呼ぶのか





「じゃーなっ!ほの」





と、廊下なのにダッシュして行く
さっきぶつかった時に落としたんだろう、ノート
それの名前を興味本位で見た





「みもり・・・・あかつき?厨二みたいな名前」





ノート、届けてあげようかな




そんな感じでノートを抱えるとノートの持ち主がまた走ってこちらに向かってきた





「ノート落としてなかったか?」




「これでしょ?あかつきくん」




「いや、俺『みもり さとる』だからそこ、よろしく」






ということがあったけど
メンドクサイため、あかつきのまんまだったりする
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