純粋に想い続けた結果。
「そっか。俺、栞菜の気持ち知らなくて真子のこと相談したり、傷つけてごめん」
「全然いいよ~。これからは、友達としてよろしく」
「……そーだな!」
そして、あたしと和也は握手をした。
「かずくん、栞菜ちゃん!」
「真子!」
にこっと和也は、優しく真子に笑いかけた。
「栞菜ちゃん、色々ごめんね。あと、ありがと」
「うん」
「それじゃ、私達もう行くね!」
そして、真子と和也は店を出た。
「栞菜、俺らも帰ろ?」
「あ、うん……」
真子と和也に続くようにしてあたし達も店を出た。
「栞菜、ちょっと公園寄っていい?話もあるし」