純粋に想い続けた結果。
それにしても、今日は色々あったな……。
まさか、直があたしを好きだなんて思わなかった。知らないうちに傷つけてないよね?
これから、直とどう接したらいいのかな。
♪♪~♪♪♪~
ふと鞄に入れていた携帯が鳴った。慌てて鞄から出して電話に出た。
「もしもし」
『もしもし、久しぶり。栞菜あんた今彼氏いる?』
それは、高校の同級生の蘭だった。
「いないけど……第一声がそれって、どうよ」
『そこは、気にしない!栞菜あんた彼氏いないなら、合コンいかない?
女子メンバーは、高校の自分らと仲良い子誘うけど』
「うーん、どうしよう」
そして、少し考えようとした。