新撰組とチビ
~数時間前の屯所内では~

隊士A「おい、聞いたか?」
隊士B「聞いた聞いた!あの話だろ?」
隊士C「え?なんの話だい?」
隊士B「はぁ?お前知らねえの?」
隊士A「熊を乗りこなす少年の話さ」


?「土方さん聞きました?」
?「何をだ。」
?「熊を乗りこなす少年の話ですよぅ!」
?「そんな奴いるわけねぇだろ」
?「あ~、俺も聞いたよその話。」
?「副長」
?「なんだ」
?「その少年なんですが…俺……」
?「だからなんだ」
?「この京に向かっていると聞きました。」

『はぁぁぁあああ!!!???』

?「や、や、やばくない!?」
?「もし、その少年が本当にいたならば…」
?「この京が危険な目にあうかもしれませんね。」
?「ちょっと山南さん!なんでそんなに落ち着いてるの!?」
?「逆になぜそこまで焦っているのですか?平助君?」
?「おい。口喧嘩もそこまでにしやがれ。」
「「土方さん(くん)…」」
?「非番の奴は原田と斎藤だったな。」
?「俺たちに行けってか?」
?「ああ。」
?「わかりました。副長。」








end

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