最高の恋でした。
ヨシと話が盛り上がっているなか
一人の男子が近づいてきた


「ヨシ…まだ屋台の方にいかねぇの?」

その人はヨシより背が高くて
髪は若干茶色の髪で
ボリュームがある感じだった
そして綺麗な顔だった


「あぁ…そうだな、でもユキ一人じゃ…?」

「私はいけるよ!ヨシ行ってきなよ!」

「マジで?」
もう一度聞いてくるヨシ
心配してくれる気持ちが
とても嬉しかった

コンビニの自動ドアが
開くと同時に
「ユキ!!遅くなってゴメン!!」
浴衣姿のミキが
走ってきた

「ほらッ友達来たからもう大丈夫だよ」

「あ、そうか!ユウいくか!じゃぁなユキ」

「またね!」
コンビニをでたヨシ
その姿を見ていた私
外にはヨシの友達らしき人らが
5人くらいいた
多分ヨシとユウという人を
外で待ってたのだろう



ミキはすごくへこんだ様子で

「ユキ…ほんまに遅れてゴメン」

「気にしたらあかんって!!」

「でも…」

「じゃぁ…何かおごってもらおうかな~」

「え?」

「嘘☆じゃぁ屋台の方に行こう!」

私は笑いながらミキと
コンビニを後にした


外は大きな花のような打ち上げ花火

私とミキは打ち上げ花火を
見ながら
屋台にもいろいろまわっていたら
久しぶりに見る顔の子とかが
たくさんいた

左手には綿菓子を持って

右手には家族に
持って帰るたこ焼きを持って
屋台の近くの石段に座って
花火を見た



約1時間で花火は全て咲き散った
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