最高の恋でした。
私とトモは緊張しているせいか
ぎこちない顔になりながらも撮った

私がラストショット二枚で
「アップでとろう」って言ったら
ちゃんとしてくれた


そして取り終わって落書きもした



できたプリクラを私は手に持って
ゲームセンターのカウンターで
ハサミをかりて2等分した

おまけのプリクラで
お互いのアップのが余っていた

「どっちがいい?」

「ぅ~ん、自分のアップはさすがにいらんなぁ」

ってことで
私はトモのアップのプリクラを
もらうことにした



そしてゲーセンをでて
外を見ているとオレンジ色に太陽が光っていた

「もうこんな時間なんや、家どこなん?俺送るわ」

「ここからだいぶ遠いよ、あの、あそこにある緑の橋分かる?」
私はうっすら見える橋を指さした

「あっ!分かる分かる!!てかホンマ遠いなぁ」

「…うん」

「じゃぁ途中まで送る!」

私はその優しさに好きになりました

ホンマにありがとう
< 8 / 10 >

この作品をシェア

pagetop