同居相手は黒猫くん




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そうして無事、午前の部が終わった。







「さー今からめいっぱい楽しむぞー」


「おー!」











佐久間くんと私はハイテンションで騒ぐ。







「どこ行く?」


「えっとね!コスプレ写真館!」








乗り出すように私が言うと、佐久間くんは首を傾げた。







「コスプレ…?またしたいの?」




「違う違う!室谷先輩がおいでって」




「はあ!?俺は行かねー」












刹があからさまに嫌な顔をする。


…もー。










「なんでよー!」



「ムカつくから」



「じゃあ刹だけ来なきゃいいじゃんっ」



「………………やっぱ行く」









!?

突然意見を変えた刹。


その間で何を考えたのか。




…まあいいや。









「比乃に何言っても聞かないよ。結構先輩のこと気に入ってるみたいだし」



「「えっ」」









みっちゃんの言葉に、刹と佐久間くんが驚く。


み、みっちゃん!?










「私別に…」



「比乃お前それは許さねーぞ」









刹がすごい剣幕で迫ってくる。



いやいやいや!

もー、みっちゃんー!!




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