同居相手は黒猫くん
*ヒマラヤン
3年間の想い
* * *
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…私はどうしたらいいんだろ。
なんとかみっちゃんのおかげで落ち着くことができた。
みっちゃんがいなかったら私…。
「えーここのcosθを求める場合…」
テスト前だというのに、授業の内容が全く頭に入らない。
〝比乃が言うなら俺はなんでもするけど〟
こういうのって、切ないなー…。
涙が出そうになる。
あの約束ももうなしかな…。
私はチラリと隣の席を見た。
…刹は戻って来なかった。
やっぱり、それは私がいるからなんだろうな。
ていうかそれ以外考えられない。
…気まずい。
〝おいで〟
うぐー……。
辛いなぁ…!