同居相手は黒猫くん
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「あらあら、もうそんなに仲良くなってるのね」
「仲が良いってわけじゃないかもだけど…」
お昼休み。
私はみっちゃんと一緒に食堂へ向かっていた。
私はお弁当だけど、みっちゃんが購買だから、私達はいつも食堂に行のだ。
「それでその刹くんは置いて来てよかったの?」
「うん。まだクラスの皆に囲まれてたし」
私はその中からようやく解放されたけど、転校生である刹は未だ注目の的だった。
「あ、それと」
みっちゃんはニヤリと笑って、私の肩に腕を回した。
「家で刹くんと何があったか、あとで全部聞くからね」
「…………はい…」