同居相手は黒猫くん




——「えぇ!?大胆」




食堂にて、私は家で起きた全てをみっちゃんに話した。

今思い返すと、顔が破裂しそうなほど赤くなるような恥ずかしいこととかされてたな……。





「うーん、刹くんって掴めない性格してるね」


「だよね!!」





やっぱり。

行動が意味分んないよね!






「でもなんだか楽しそうじゃない」


「……色々と心臓もたないよぉ」


「え、なんで?照れてるの?」


「ち、違う!ビックリして!」






刹は私をおもちゃみたいにからかって遊ぶ。


たまにすごい恥ずかしいことするから、心臓がもたなくなるんだ。





「出会ってまだ2日目なのに、大変ね」


「……ほんとだよ」






これからは刹に振り回されないように気をしっかり持っていかなきゃ。



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