Don’t Cry.





あっ、そうだ…

あの男の子は一体どうなったんだろう?

風船、結局取れなくて……




「ねぇおじいちゃん。

綺麗な洋服きた、男の子は?」


「男の子?

綺麗な洋服じゃなくて、綺麗な顔の男の子ならそこにいるみたいだぞ。」



「えっ…?」





何故か怪しく笑いながら、カーテンで閉まっている隣のベットを指差した


あたしは言っている意味がよくわからなくて、首を傾げた





「じゃ、おじいちゃんは一度家に帰って、荷物持ってくるから」



「あっ、うん」




そういうとおじいちゃんは、謎の言葉を残して病室を出て行ってしまった。





綺麗な、顔の…男の子…?

そんな子、知らない…





私の頭の上には、ハテナマークがたくさん




シャッ____……



「!!」



そうして固まっていると、隣のカーテンが開いた_____…




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