いつもどうりの日常にあなたが来た日
「おはよー、ってあなた今日入学式なのよ?!」
『知ってるよ。なんで?』
「なんでって・・・せめて髪の毛くらい
せっとしなさいよ~」
『じゃってめんじょくしゃいんじゃもん
(だってめんどくさいんだもん)』
「食べるか喋るかどっちかにしなさい!!」
『・・・ごっくん。お母さんうるさい』
「あなた女の子なのよ?
まったくがさつなんだから・・・
顔は私に似て可愛いのに
もったいない!!」
確かに私のお母さんは美人だ。
でもそれを自分でいうか?普通・・・
ピーンポーン♪
「ほら!!綾ちゃん来ちゃったじゃない!!
したくしたく!!」
『はいはい』
私はめがねをかけ、
嫌々家をでた。