俺のこと、好きになってみよ?





外を出てみると、雲ひとつないいい天気で。



『ん〜気持ちーい!』


ぐっと背伸びをして、掃除を開始。


ほうきでさっさっとゴミをはいて

ちりとりでとって。



まさかこのあとすぐ、あの衝撃的な出会いをするとは

誰が思うだろう。



呑気にほうきでルンルンと掃除をしていると、



ー カツン


響きのいい、靴の音がすぐそこに聞こえ、

すぐ横に綺麗な革靴が見えた。






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