それでも出会えてよかったと思えるんだ
『お前ら、大丈夫か?』
『えっ?何が』
『いや、ただ、なんか…、お前笑ってる感じしなかったから。でも、大丈夫ならいいんだ』
佑樹には、見えてたのかな
私達の明日が…
そんなに、私、笑えてなかった?
でも、私はあの時はまだ、私なりにはるがちゃんと、好きだったんだよ
でも、はるとの歯車を狂わせたのは、私だよね
はるが、傍にいる事が、当たり前だったのに、その当たり前を奪ったのは私
全部私のせいだよね
はるは、私と付き合って幸せだった?
それとも、出会わなければよかった?
はる、体があわなくても、はるのおかげで、笑えてたことが一杯あったこと、はるがいなくなってから、知りました
もっと、早く気づけてたら、私、あなたを傷つけなくて済んだのかな
ごめんね、はる