それでも出会えてよかったと思えるんだ

『はるっ』



私は、ようやく見えたはるの姿に、はるの名前を口にしていた



そして、慌てて、ファストフードを後にした




『はるっ』





私の声に驚いて、はるが振り返った




『…なおっ』




久しぶりに、はるを見て…、何故か涙が出てきた




『…はるっ…、やっと…会え…た』



私はそう言って、はるに抱きついてた




この前、はるを拒絶したのは、私なのに、今は真逆の行動をとってる



でも、本当に、ほっとしたんだ




はるに会えたって…