ふんわり姫様とつめたい王弟殿下
「………フフッ」
そんなハナの様子に思わず笑みがもれた。
「ハナ、貴方が私の侍女でほんとに良かったと思ってるわ」
「姫様!!私こそ姫様のお側にいられてとても嬉しいです!!」
そんなハナの言葉に心が温かくなった気がした
「ありがとう、ハナ」
「はい!!」
嬉しい!
あ、
「ハナ、そういえば…
ここに来た理由って私を探しに来ただけなの~?」
「ッハ!!
私ったら忘れるなんて!!」