ふんわり姫様とつめたい王弟殿下



お父様のお部屋についたけど、、。

「姫様、私は下がっていますよ」


「あ、分かったわ。ハナ、またあとでね~」


下がるハナの後ろすがたを見送るとドアノブに
手をかけた。

「お父様~ローザです。
入りますよ~」


ガチャ


「ローザか。呼び出してすまないね」

声がした方を見ると、お父様は手になにか持っていた。


「なんでしょう?お父様」


「あぁこの指輪のことなんだ」

そういってお父様は手にしていた複雑な模様がはいった箱を開けた。


「…これ。お母様の指輪…」

驚き、バッとお父様を見るとゆっくり私の手をつかみその指輪を私の右の人差し指にはめた。








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