私に恋愛は必要ない!!
バッタリです




「お〜い。妃?何死んでるのぉ?」


今日はルナと喫茶店に来ています。ですけど、この喫茶店に来た理由は期末前のテスト勉強という理由です。


それで問題に取り掛かろうしているんだけど......


「わかるわけないだろ!!!!!」


ということです。


そういう私を見て呆れるルナ。


「このぐらいの問題がわかんないの!?ちょっと塾行ったら!?」


「塾行ってもわかんないから!!」


ぶすっとして問題をするのをやめた。


「あ、あれ一条君じゃない?」


「ん〜?あ、本当だ」


ルナが指した方向には休み時間に話した一条君がいた。周りにはたくさん野球部員がいる。


「野球部で勉強でもしてたのかな?今何時?」


ルナが時計を見てこう言った。


「7時だよ。そろそろうちらも帰ろっか」


私達は荷物を片付けて喫茶店をでた。


出た時にバッタリさっきいた野球部員と遭遇してしまった。


数秒の沈黙の後、野球部員の一人がこう言った。


「さ、西條 妃さんと、か、神崎 瑠奈さんだ......」


そのあとにうぉぉぉぉ!!!!という声が上がる。


「な、なに!?」


「ど、どうなってんの!?」


私とルナは混乱しまくっていた。


「おい!!お前ら怖がってんじゃん!!やめろよ!!」


野球部員の声は一条君の声によって静まりかえった。


「ったく.....。ごめんな!西條さん。神崎さん」


「いや、急にびっくりしたぁ.....」


ルナが胸をなでおろす。


「本当にごめん!送っていくからさ!!」


一条君はそう言って私の鞄を持ってくれた。


「いや、いいよ!!ルナもいるしさ!!」


「いいって!いいって!気にしないで!!神崎さんはもう瀬戸口が送って行ったし」


「え!?」


後ろを振り向くをルナと野球部員の一人が一緒に帰っていた。


まじかよぉぉぉぉぉぉ........。


私はお言葉に甘えて一条君に送ってもらことになった。
















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