【企画】恋のスケッチブックは君色に染まる
「ちょっとちょっと芽依!どうなってんのよ!?」
すると、その様子を見ていた友菜が興奮気味に私の席にやってきて、肩をバシバシ叩く。
「いつの間に速川くんと仲良くなってたの!?」
「えっと………昨日……です」
「はい、聞かせなさい」
友菜の迫力に圧倒されて、昨日の放課後のことを話した。
「………ってことがあったの」
「ふぅーん……なるほどねぇ……で、芽依は速川くんのこと好きになったと」
「へ……!?」
いやいやいや。
私そんなこと言ってないよ!?
「だって、速川くんのこと話してる芽依、すっごく恋する乙女って感じだもん」
「う、ウソ!?」
は、恥ずかし………。
「まぁ、いいじゃん。頑張って!私芽依の恋応援してるから!」
「友菜……」
さすが私の親友!!