Polaris
あたしはいつものように、出勤した。


今日は同伴はない。


だから、他の子たちと同じように待機席でミーティングに参加していた。


ミーティングの最中に、慌てたボーイが溝口店長のところにやって来た。


「リュウさん」

「今、ミーティング中だぞ」

「あの、、、」

「「キャー!!」」


ボーイが話し出そうとしたら、女の子たち達が騒ぎ出す。


その理由は、、、


「どうも」


その声を聞き、視線を向けると騒ぎの張本人がいる。


「結城さん」


結城さんと会うのは、あの日以来。


どうして、結城さんはここに来たのだろうか。


結城さんはあたしを見ている・


あたしに用でもあるというのだろうか、、、。

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