Polaris
みんなと挨拶をした後、お店の入り口に並ぶ花たちを見る。


終わったんだ、、、。


これで、、、。


そう思っていた。


けど、夜はまだ明けていなかった。


「未来」


そこに莉奈がやって来る。


「莉奈」

「これから、飲むよ」


そう言い、あたしの腕を掴み、お店の中に引きずられるように連れて行かれる。


お店の中に残っていたのは、隼人と相川さん、溝口店長だった。


「ミライさん、お疲れさまでした」


溝口店長があたしに言う。


それはさっきも、言われた。


「こうやって、みんなで飲むことなんて無いからな。ミライのラストのお祝いだ」


相川さんがそう言う。


そこに溝口店長がボトルを開けた。

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