Polaris
むしろ、2人がこの女の子とを知らないわけは無いだろう。


でも、輝とこんなに身近に居たなんて、想いもしなかった


「お疲れ」


輝がそうあたし言う。


でも、あたしは中々それに返事が出来ない。


「テルくんが折角来たのに、その態度ないんじゃない」


女がそう言う。


止めて、、、。


あたしに話しかけて来ないで、、、。


「ミライ?」

「ミライさん?」


相川さんと溝口店長が急に黙り込んだあたしを心配してくれる。


「おい、ミライ。ラストでも、挨拶くらいしろ」


隼人があたしに言う。


「、、、な、、ん、で」


今にも消え入りそうな声で言う。


「え?」


女があたしに聞き返す。

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