Polaris
輝との恋に、嘘はいらない、、、。


あたしは隼人のおかげで、前に進めた。


だから、今度はあたしが輝の背中を押す番。


「人妻に告白されても、、、な」

「それでも、輝に言いたかった。これかも、輝は大切な人。翔も、莉奈も」

「はぁ~」


輝は天井を見上げる。


「シュウさんに敵う気がしねぇ」

「輝、隼人のこと好きだもんね」

「うっせぇよ」


あたしは笑ってしまう。


「未来、、。絶対幸せになれよ。俺のこと振ったんだから」

「約束する」


輝はあたしの頭をポンポンと叩く。


「じゃあ、シュウさんに目を付けられる前に俺は逃げるとしますか」


輝はあたしの後ろの方をチラッと見ると、翔と莉奈のところに行ってしまった。

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