地獄の国へいらっしゃい
スタートしてもう何段も登ったのに誰も脅かさない。
「おかしいなーーー」
「うん。そうだね。」
そして、階段を登り終えた。少女達は、安心していた。
その時、右側に赤い服を着た髪の長い女の人がいた。そして右側には、ランドセルをしょった少年が立っていた。
少女は聞いてみた、
「えっと、どれかな?」
二人は無言だった。
でも、
「・・・見つけた・・・見つけた・・・僕の新しいお姉ちゃん・・・」
そう言って男の子と女の人が追いかけてきた。
少女はとっさに二人の手をつかんで逃げた。
でも、逃げた場所はお墓だった。
「・・・お姉ちゃん捕まえた・・・」
聞こえてきたのは、さっきの声だった。
うしろを見ると二人は消えて、さっきいた男の子と女の人がいた。
「なんで・・・」
「・・・地獄の国へ・・・いらっしゃい・・・」
ここで、少女のリミットが0になった。
「・・・たすけて・・・たすけて・・・たすけて・・・・・・」