桃涙純恋物語-*~叶ワナイ恋~
「はーぁ」
自然にため息がでた私の異変に気づいたカレン。
「おー!どしたゆうあ!」
「べーつにー。」
冷たく目をそらした私。こんな友達嫌だろうな。
「あっ!わかった。ゆうあ!好きな人いる!?」
「うっほぇうっ!!?」
いきなりのストレートな質問におかしな声が漏れる。
「あ!図星ー!」
「ちっちがっ!いいいないよそそそんな!!!」
必死で抵抗してるうちに、また顔が熱くなる。
言えるわけないじゃん。
好きな人
りくだなんて…。