桃涙純恋物語-*~叶ワナイ恋~
「お前らいたの?」

普通に話しかけてくるリク

「あ、あぁ、うん」

かれんは固まっていて、何もしゃべらず目に少し、ほんの少しだけ涙を浮かべていた

「ふーん。どーでもいいや。」


「ッ!」

数日前別れたばっかりの彼氏が目の前にいる


そして、数日前まで仲が良かった彼氏にどーでもいい。と言われたカレンの気持ち。


私にはわからないけど、とても、私には想像がつかないくらい辛いだろう


りくはそのまま固まるカレンの横を通り過ぎ、部屋に入って行った



その場に座り込んで俯くカレン


< 24 / 28 >

この作品をシェア

pagetop