桃涙純恋物語-*~叶ワナイ恋~
「…わぁ!ごめんなさいっ!」

ガタン!!

一気に立ち上がったせいか椅子が大きく揺れて倒れた。

「あぁ!」

素早く椅子を戻し前を…
向いたつもりだったがつい、リクに目線をちらりと移してしまった、

バチッ
目があい、戸惑う私。
りくは笑いを堪えている。
その笑顔も、私だけにみせて欲しいな…
って、こんな時まで!!なに考えてんだ私!

そう思った途端、恥ずかしさがこみ上げ顔がどんどん熱くなって行く。

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