「じゃあ、結婚しようか」
そんな考えが私を安心させるのだ。


私は、その名前も素性も知れない彼のことが気になるのだ。


いつもお釣りが出ないように代金を払う彼。


袋は要らないという彼。


そして、”ありがとう”と目をすぼめていう彼。
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