「じゃあ、結婚しようか」
11・「大丈夫。守るから」
私は平静を取り繕うのに必死だった。


顔がニヤけてしまいそうだった。


あのね、缶ビールの彼とはね、KISSもして、手も繋いで、家まで行った仲なの。


そう言いたくて、たまらなかった。


だけど、これは秘密の恋。誰にも言うことができないの。
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