「じゃあ、結婚しようか」
お酒が飲める。


しかも、好きなひとと、好きな場所で飲める。


これ以上の至福なんてあるだろうか。


私は浮き足立っていた。


それは陽平さんも一緒なようで、さっきからひとりで鼻歌なんか歌ってる。
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