「じゃあ、結婚しようか」
「じゃあ、そのトランクスはいくみちゃん専用ね。ああ、替えも買ってこないとな」


陽平さんの台詞に、これからふたり、続く未来を覚えた。


これから、何度もここに来てもいいのだろう。


陽平さんは、私を彼女としてこの家に迎え入れてくれるのだろう。


そんなニュアンスがあった。
< 216 / 395 >

この作品をシェア

pagetop