「じゃあ、結婚しようか」
……。どうしてこんな仕草ひとつで、私の胸は高まるんだろう。


それは、恋をしているからだ――。


陽平さんがストレートな愛を、私に伝えてくれる。


それが、私の原動力となる。


好きで、その思いが愛しくて、自分で自分を抱きしめた。
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