「じゃあ、結婚しようか」
私は矢も盾もたまらず、寝室のベッドへとダイブした。


毛布をあたまから被る。


妊娠、妊娠、妊娠――。


あたまの中で、同じ言葉がリフレインする。


陽平さんは、どうするんだろうか。
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