「じゃあ、結婚しようか」
缶ビール3本の彼のことを云っていることが解った。


彼女もまた、彼に微かな思いを寄せているらしい。


「なあんだ。ま、今日は店長いないからって、メールいじってた罰かな」


「じゃ、じゃあ……私、帰るね」


「そう。気をつけてね。まさか、あの人の後を追って行くとか?」
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