「じゃあ、結婚しようか」
昨日、彼の後をついて行ったことは気づいていないだろうな。


もし、気がついていたら”気持ち悪い奴……!”なんて思われるだろう。


私は内心ドキドキしながら彼の歩く様を見ていた。


いつもの棚から缶ビール3本。


冷凍室からえだまめを手に取ると、すたすたと彼は私の元へとやってきた。
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