ただ守りたかった居場所
今から一年前のこと。
私は6年間勤めていた会社を辞めた。
心機一転、今の会社に転職した。
そしてそこは、今までとはまったくの別世界だった。
前の会社は、四十から五十歳くらいの人がほとんどで、まるで親と働いているようなものだった。
また栄養士という職種から、その人達に指示をし、人を動かしていたので、毎日ピリピリ神経を尖らせていて、恋などしている余裕もなかったし、出会いもなかった。
しかし、新しい職場は間逆だった。
二十代半ばの人が半数を占めていて、学生の延長で働いているような感じで、会社というよりも学校だった。
三十歳を目の前にした私が、年齢が上のほうだったのがすごく年寄りに感じた。
また、指示を受ける側になり、精神的にも余裕ができた。
私は6年間勤めていた会社を辞めた。
心機一転、今の会社に転職した。
そしてそこは、今までとはまったくの別世界だった。
前の会社は、四十から五十歳くらいの人がほとんどで、まるで親と働いているようなものだった。
また栄養士という職種から、その人達に指示をし、人を動かしていたので、毎日ピリピリ神経を尖らせていて、恋などしている余裕もなかったし、出会いもなかった。
しかし、新しい職場は間逆だった。
二十代半ばの人が半数を占めていて、学生の延長で働いているような感じで、会社というよりも学校だった。
三十歳を目の前にした私が、年齢が上のほうだったのがすごく年寄りに感じた。
また、指示を受ける側になり、精神的にも余裕ができた。