ただ守りたかった居場所
彼の何処が好きだったんだろう。



特別、顔が良い訳ではない。



身長が高い訳ではない。



お金もないし、気が利くわけでもないのに・・・



きっと一緒にいて、居心地がよかったんだ。



ありのままの自分が出せて、私も成長できたし、彼も成長してくれたのがわかった。



安心できる私の居場所だったんだ。



一緒に過ごす事が当たり前すぎて、離れていくことが想像できなかった。



少しずつ出来ている、私達の距離に対応できず、心がボロボロで、崩れる寸前の私がいる。



時間はかかるかもしれないけれど、いつか傷も癒える事を今は待ちたい。



そして、


『純粋だったのか、ただ臆病なだけなのかまだ解らない。


そして、答えは永遠に出ない。なぜなら頭じゃなく、心で感じてしまうものだから・・・』





最後に、私が彼に思いを伝えてすぐに書いた歌詞を送る。



決して彼に届くことのない・・・
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